世界平和統一家庭連合 千葉家庭教会
教会の正面玄関
礼拝堂は二階です
孝情カフェは癒しの空間です。音楽とコーヒーをいつでもどうぞ。
~ご挨拶~
千葉家庭教会ホームページにようこそおいでくださいました。
私たち千葉家庭教会においては神様の真の愛を、千葉の地に定着させていくために様々な歩みをしております。
世界においては依然として大きな問題点を抱えております。
終わらない国家間の紛争、人種差別による迫害、地球環境問題、食糧問題、宗教間の争いによる戦争…。
また国内に目を向けても、家庭問題、青少年の教育問題、経済格差による差別…など
数え上げたらきりがないほどです。
統一原理によれば、社会における諸問題は、すべてそこに住む人間自体に問題があると説いています。
人間の堕落によって、本来の在るべき位置を失ってしまったがゆえに、不幸をもたらしているのです。
私たち家庭連合では、人間堕落によってもたらされた不幸を解決し、本来の幸せな人生、幸せな家庭に導いていくことのできる理念に基づいた実践を行っております。
・本当の幸福に至る道とは?
・神と霊界は本当に存在するのか?
・家庭問題、夫婦、親子の問題はどのように解決できる
のか?
・人生の三大疑問
人はどこから来て…
何をするべきで…
いったいどこへ行くのか…?
人生におけるすべての問題に解答を与えてくれます!!
ぜひ一度、千葉家庭教会へお越しください。あなたの幸せな人生の手助けとなることでしょう。
■定例行事・イベント案内■
※現在コロナウィルス感染予防のため礼拝・集会などはすべて休止しております。
〇孝情精誠(火~金) AM9:30~
内容:讃美・証会・み言訓読・祈祷会
〇礼拝のお知らせ
毎週開催 会場:千葉家庭教会礼拝堂
〇日曜礼拝 (日)10:00 ~12:00
〇中高生礼拝 (日)13:30〜
〇月曜婦人礼拝 (月)10:00~12:00
(孝情精誠)
〇成和青年礼拝 (土)20:00~ ※隔週
天苑宮天一聖殿奉献勝利のための「神日本全国第3次40日特別精誠路程」
期間:陽暦3月23日(木)~5月1日(月)
○真の父母様の祈祷文
第一章 神様
一日目(3月23日)
①一. 勝利の旗を掲げ、お父様に侍って生きていけるようにしてください
長い歴史過程を経ながら罪悪と闘ってくる中で、私たちは傷だらけとなり、罪悪の根が私たちの骨肉に打ち込まれております。これを除去しなければならない責任が私たちにありますが、私たちはあまりにも不足ですので、生命の権限をおもちになったお父様、能力の権限をおもちになったお父様、創造の権限をおもちになったお父様、取るに足らない私たちの心と体にもう一度能力のみ手を差し伸べてくださって、死亡の陰に引きつけられているすべての悪の要素を除去してくださり、その中心の刺激を受けて勝利の心を生じさせ得る天の直接的な生命の役事を、この時間に表してくださることを切にお願い申し上げます。そうして、私たち自身から復活の権能を生じさせてくださり、私たちが置かれた環境で、その中心を身代わりして復活の役事を起こし得る、お父様の息子、娘となるよう許諾してくださることを、愛のお父様、切にお願い申し上げます。
お父様、この時間、少数の群れがお父様に自らの不足さを直接申し上げるためにひざまずいて伏しておりますので、私たちにふさわしくないものがあれば、自ら悔いることのできる悔い改めの心を下さり、悟ることのできる知恵の心を下さり、善悪を分別できる目と心をもつことをお許しください。そして、私たちが正しく見ることができ、悟ることができるよう、この時間にお父様の直接的な役事が私たちとともにあることを、切に、切にお願い申し上げます。
この夜にも、四方に広がって孤独な祭壇を築いている数多くの息子、娘たちに、お父様が約束された恩賜を一律に施してください。終わりの日を迎えて、予告された御自身のみ旨を成就させ得る感動の役事と感化の役事、そして権能の役事が、あなたの子女たちがとどまる所に現れるようお許しくださり、真の祭壇を求めるために、孤独な中で祈りと祭壇を築いている息子、娘たちが大勢いることを知っておりますので、彼らがあなたのお許しになったみ旨と向き合えるよう、一刻も早く命令してくださり、一つの所に集えるようお許しください。彼らがお父様の勝利の旗を永遠に掲げていくにおいて、不足のない子女たちとなるよう導いてくださることを、愛するお父様、切にお願い申し上げます。
この時間、天の祭壇に礼物を捧げるために集まっているすべての所に、お父様の神聖な聖霊の役事が共にあるようにしてくださり、感動の役事と、悔い改めの役事を表してくださることによって、終わりの日に、この民族に任された使命を果たせる祭壇となるよう、導いてください。残された時間も、お父様のみ旨のままに主管してくださることを願いながら、主のみ名によってお祈り申し上げました。アーヂュ。(一九五七・三・六)
二日目(3月24日)
②二. お父様のみ旨を成就するようにしてください
私たちの心が天のどのような標的に向かっており、私たちの体は全宇宙のどのような標的に向かっているのかを、この時間に悟るようにしてくださり、お父様の恨を解いてさしあげる喜びの子女たちとなるよう許諾してくださることを、お父様、切にお願い申し上げます。いまだ私たちの心と体は、お父様の懐にかき抱かれることができずにおりますので、お父様が勧告してくださり、お力によって役事してくださりながら、私たちの心の方向を正してください。私たちが天に向かうよう心の方向を正してくださり、お父様の願われる希望の道を、私たちが歩むことができるようにしてください。
お父様の喜びの恩寵を、私たちの体と心が体恤するよう許諾してくださり、私たちを中心として再創造の役事を起こしてください。そうして、罪悪の根を抱き、闘って勝つことによって、お父様の愛を体恤し、お父様に栄光をお返ししてさしあげる子女たちとなるよう、許諾してくださることを、愛するお父様、切にお願い申し上げます。この時間に集まった子女たちが、億万のサタンの讒訴に引っ掛かることがないようにしてくださり、お父様の祭壇に栄光の祭物として捧げられ得るよう許諾してくださることを、愛するお父様、切にお願い申し上げます。
まず、民族に代わる祭壇を祝福してくださり、祭壇に代わってお父様にあらゆる精誠と心と忠節を尽くして生きようとするあなたの息子、娘たちが、永遠であられるお父様の祭物となるよう許諾してくださることを、お父様、切にお願い申し上げます。今、残された戦場で、お父様に負債を負う者たちとならないよう許諾してくださり、永遠の勝利の恩賜を受けられるようにしてください。お父様の祝福の、その心情を地上に表すことのできる、理想の園を建設する時まで、不撓不屈の勇士のような心情をもち、お父様のみ旨を立てていけるよう、許諾してくださることを、愛のお父様、切にお願い申し上げます。
愛のお父様、今晩、この場に参席できなかった数多くの子女たちがおりますので、どこにいてもお父様が一律に役事してくださり、終わりの日に成し遂げたいと思われるあなたのみ旨を万邦に宣布し、天と地が和動できる喜びの祭壇を築けるようにしてください。すべての力と、心と、精力を注ぎ、ただお父様のみ旨を成就する、あなたの子女たちとなるよう許諾してくださることを切にお願いし、主のみ名によってお祈り申し上げました。アーヂュ。(一九五六・一〇・七)
三日目(3月25日)
③三. 天の心情に責任をもつことができるようにしてください
残された天の悲しい心情と闘いに、責任をもつことができる者たちとなるようにしてください。このことを果たすためには、誰よりも大きな悲しみを体恤しなければならないことを知っておりますし、誰よりも無念な立場の戦場においても落伍者になってはならないことを知っております。お父様、この時間に参席した群れたちが、自分たちの体が天に捧げられる勝利の祭物になれるかを心配する心をもつよう許諾してくださることを、切にお願い申し上げます。
きょう私たちの心と体をすべて捧げ、お父様のみ手にかき抱かれ、お父様の心中に立てられ得る息子、娘となり、歴史のあらゆる悲しみを担うことができる姿となるよう、許諾してください。お父様が自ら役事してくださることを通して、私たちの心と体が新たに復活するこの時間にならなければならないことを知っております。この一週間、私たちに任せてくださった責任を果たせなかったことをお赦しくださり、お父様に忠誠を尽くしきれなかったことをお赦しくださり、お父様の心情をもって涙のにじむ生活ができなかったことをお赦しくださり、私たち一人一人を訪ねてくるために、あなたが苦労の歩みを意に介されなかった事実を忘れ去ってしまったことをお赦しください。
この民族に許諾される祝福を、この時間を通して施してくださることを切にお願い申し上げます。勝利の一日に責任をもったあなたの息子、娘たちが、その使命と責任を果たすことができるようにしてください。このみ旨を成し遂げて、お父様の栄光を表さなければならない責任が、この民族にあることを知っております。その責任を完遂していく過程には無限の試練があることを知っておりますので、その試練の路程においても責任を果たし、お父様に代わって進み出られる息子、娘となるよう許諾してくださることを、お父様、切にお願い申し上げます。
この時間の最初から最後まで、お父様が自ら主管してくださり、暗闇の権限が動く時間とならないようにしてくださることを、切にお願い申し上げます。すべてのものをお父様に捧げますので、受け取って主管してください。主のみ名によってお祈り申し上げました。アーヂュ。(一九五九・三・一五)
四日目(3月26日)
④六. 精誠を尽くす群れとなるようにしてください
愛のお父様、行く道が険しくとも、あなたを愛する忠節の心が私を導いていくときには、私の足に血が飛び散るように流れても、感謝の血と思い、襟を正しながら天のみ前に行ける道があることは、驚くべき神様の愛によるものであることを知りました。
私には、権力が必要なのでもなく、お金が必要なのでもなく、知識が必要なのでもございません。ただ、あなたの愛を中心として、民族が涙とともにあなたを訪ねていくことができる道が必要なのでございます。世界の人類がすべてのことを忘れ、あなたの愛の道に涙を流して従っていくことができる、その道こそが必要なだけでございます。このような伝統を生きている間、短い生涯路程において伝統の材料として残し、この時代だけでなく、後代の統一家の若者たちの胸に、愛の泉が爆発する起源を用意しておかなければならないのでございます。これがこの時において、行かなければならない義務と理解して歩む道であることをよく御存じのお父様、今、全世界に広がっている統一の群れを心に留めてください。
民族の過ちがあればお赦しくださり、為政者たちに過ちがあればお赦しください。知らないがゆえにそのような道を歩んでいると思いますので、天が教えてくださり、実践するようにしてください。それでも実践できなければ叱責するのが天の法であるなら、彼らに教えてあげて実践できる内容が真なのかどうなのかを理解したのち、それでも聞かなければ、それをとがめるあなたのみ旨がこの民族とこの国に適用されることを願いますので、その心を御理解くださり、受け入れてくださることを、お父様、切に、切にお願い申し上げます。
先生の消息を聞き、勝利の一日を待ち望んでいた彼らが、両手を合わせて祈る思いをさらに強くもったならば、千倍、万倍の福を下さることを切にお願い申し上げます。今、この祭壇をお父様がお守りください。私が残していくこの群れは、熾烈な戦闘の歴史を残すための闘いを誓いました。一つの命をもって身もだえし、涙を連結させて痛哭しながらでも、自分自ら恨の峠を開拓しようとあらゆる精誠を尽くす群れとなるようにしてくださることを、お父様、切にお願い申し上げます。再び出会う時まで、この者たちを守ってくださることをお願い申し上げます。韓国と全世界の統一の群れを心に留めてくださり、この国とこの民族の将来を心に留めてくださり、民主世界を保護され、共産世界に対する勝利の道を開拓してくださることを、重ねてお願い申し上げます。そして、天の栄光に満ちた一日、あなたの愛の理想の実践基盤がこの地球星に成し遂げられることをお願い申し上げながら、許諾してくださったこの時間を感謝申し上げます。真の父母様のみ名によってお祈り申し上げました。アーヂュ。(一九八一・一一・二二)
第二章 真の父母
五日目(3月27日)
⑤一. 眠っている人類を目覚めさせてください
お父様、私たちは、またあなたが願われる息子、娘の立場に立とうとする人々を遮り、彼らを蹂躙する罪が、この地上のいかなる罪よりも大きいことを知っております。人間の真の誠実さを蹂躙することも受け入れられない罪ですが、真の兄弟愛を失わせることが天倫の前にもっと大きな罪となることを知っておりますので、これを忘れ去ることのない私たちとなるよう、導いてくださることを切にお願い申し上げます。
お父様、ここに集まった息子、娘たちが、深い眠りの中から起こしてくださろうとする天倫の前に、ある兄弟のゆえに起き上がれないと言うとすれば、どうして牧者の導きを受けて動く自分だと言うことができるでしょうか。私たちがそのような立場に立たないようにしてください。その兄弟たちまでも自分が責任をもち、天倫に代わって隠れた祭壇を築き得る息子、娘となるよう許諾してください。
そして、あなたが願われる永遠の息子、娘の理想を立てるようにしてくださり、いつも見つめていらっしゃるお父様の視線があることを分かるようにしてください。お父様の愛のみ手を感じるよう許諾してくださり、お父様が訴えかけられるみ声を聞けるように許諾してくださって、訓戒のみ言を語られ、切ないお父様の心情を体恤し、お父様の心情に似て、お父様の性相を手本として、そのみ旨の前に千万遍死ぬとしても敬拝を捧げ、感謝できるイエス・キリストの一番弟子となるよう許諾してくださることを、お父様、切にお願い申し上げます。
眠っているこの地上のすべての人類を目覚めさせることを許諾してくださり、創造されたすべての世界が嘆息圏内にありますので、私たちを動員してこれを回復するようにしてくださり、人類に対して各自が責任を完遂して、すべての者が天国人となることができますよう、天の知恵をお与えください。この場に集まった幼い子女たちが、どのような闘いの路程であっても、意に介さずに進み出ることができるようにしてくださり、自分のすべてのものを放棄したとしても、み旨のためのみに進み出られる天の精兵となるよう許諾してくださることを切にお願いし、主のみ名によってお祈り申し上げました。アーヂュ。(一九五七・五・一九)
六日目(3月28日)
⑥四. 誓ったとおりに実践するようにしてください
アダムを失ってしまったその日から、あなたは御自身が信じ得る一人を探すために、どれほど御苦労されたでしょうか。また、お父様を身代わりして責任を負い、闘ってくれる者をどれほどお探しになり、お父様の全権を相続できる一人を、どれほど待ち焦がれつつ探してこられたでしょうか。これを考えるとき、この地上にそのような人がいなかったことがお父様の悲しみであり、人類歴史の恨だったことを、私たちはもう一度痛感せずにはいられません。お父様は、このように悲しい歴史の峠を、六千年という長い歳月の間歩んでこられました。
悲しいときには悲しみをこらえ、すべてのことに責任を負われた立場で、今日まで少しも休むことなく来られました。人間たちは暗い夜道であえいでいますが、お父様はそれよりもひどい暗闇の中で、人類歴史を摂理してくるために心を痛めていらっしゃることを、私たちがもう一度思い起こすようにしてくださり、私たちがお父様のみ前に面目なく、心苦しい自分たちとなっていることを、悟るようにしてくださいますよう切にお願い申し上げます。また、お父様が六千年間、歴史の裏道をさまよいつつ探し求めてこられたその歩みが、どれほど悲しいものだったかを悟るようにしてください。
愚かで不足な私たちでございますが、お父様が保護してくださったがゆえに、私たちはきょう、この場まで出てくることができたのでございます。ですので、お父様が約束されたその日まで、耐えていくことができるよう導いてくださり、今までこのみ旨のために苦労してきたあなたの子女たちに、心を一つにして感謝する、この時間となるよう許諾してくださることを切にお願い申し上げます。
お父様、この日を心に留め、祝賀しながら、お父様のみ前に心と思いを尽くして祈るあなたの息子、娘たちが全国におりますので、彼らを心の奥深くに抱きかかえてください。あなたの愛の心情で抱きかかえてくださることを、切にお願い申し上げます。この時間にあなたの息子、娘たちがここに集いましたので、彼らを愛顧してください。集うことができなかった息子、娘たちにも、お父様のみ言で親しく愛顧してくださることを切にお願い申し上げます。小さなもの一つでも、お父様のみ旨にふさわしくないものがないよう、全体がお父様のみ旨と一体となるようにしてくださり、ただみ旨から始まってみ旨で結実させ、お父様の栄光だけを表すことができるようにしてください。
そして、この地上にお父様のみ旨の栄光が表れ、永久に私たちと共にあるようにしてくださることを切にお願い申し上げながら、真の父母様のみ名によってお祈りいたしました。アーヂュ。(一九六七・一二・三一)
七日目(3月29日)
⑦六. 愛する息子、娘になるときまでお守りください
この地にお父様が願われる天の日がなければならないことを知り、人類の心情を一つにし、希望的な突破口を期待していた人類の願いを知ったのでございます。天の心と天上世界の善の先祖たちの心、そして地上に生きていながら宗教の道を歩み、天倫に従っていく人類の心など、三つを一つの焦点に集め、喜び、よくやったと言える歴史始まって以来の一場面があるとすれば、今回、八十数カ国の若者たちを集め、高名であられるあなたのみ旨の前にキリストの恨を解き、アダムの恨を解ける、歴史的な勝利の基盤を準備した場面であることを知っております。
天上において、無形の実体として、人間が自由に交流できなかった悲しみの環境から抜け出し、地上の平面途上で神様を身代わりする真の父母の名を備え得る環境を用意したのでございます。平面圏で同じ御飯を食べ、同じ環境と事情圏において、訓示を通して世界の人類がそのようになった環境でございますが、カインとアベルのような分立された数多くの民族を、今回のこの期間を通して、息子、娘の心情基準で結び、再臨の基盤を受け継ぐことができる立場になったのでございます。そして、天と心情の紐帯を結び、六千年間願っていた新郎と新婦を中心とする小羊の婚宴の環境的な位置以上の価値をもち、韓国の地に心情的な絆を結んで世界に出動できる歴史的な出発をもたらしたという事実は、驚くべきものであることを知っております。
そのような背後を退けて生まれたこの時間に、天倫を前にして必ず行かなければならない運命の行脚に、恥ずかしいことがないようにしてください。すべての世界人たちの前に、伝統を備えられませんでしたので、それを立て直して整え、新しい伝統で連結できるよう、各自の責任、家庭の責任、教会の責任と、この国の責任を果たすために、今から総出動の命令をしなければならない立場を喜んで御覧くださり、希望を抱いて、休まず前進すると誓う統一の群れたちとなることをお誓いいたしますので、喜びの心で受け入れてくださることを切にお願い申し上げます。
万世に恩賜が共にあるようにしてくださり、自ら宣誓し約束したことを、自ら守ることができるようにしてください。心情を備えた息子、娘になるだけでなく、お父様が立てて誇ることができ、愛することができる息子、娘になる時までお守りください。どうぞむち打ってその道を行けるよう導いてくださることを、お父様、重ねてお願い申し上げながら、真の父母様のみ名によってお祈り申し上げました。アーヂュ。(一九八二・一〇・一七)
八日目(3月30日)
⑧七. 真の父母の愛の圏が満ちあふれるようにしてください
今までの世界は、真の宗教を見いだすことができず、真の夫婦、真の父母、真の民族、真の国家、真の世界をもてないことによって、真の天上天国をもてなくなったのでございます。この地上のすべての子女たちが責任を果たせなかったことを蕩減復帰するために、父母様がこの地上に来られ、自らすべての責任を果たし、勝利の王権の設定とともにこの地上に解放圏を備えるようになったのでございます。
今まで悪魔が防御し、天上世界の善の霊たちが地上に再臨できず、主流的な宗教基盤を通してのみ連結されていたあらゆるものが、真の父母の名を宣布することによって、平面的に、すべての民が真の子女になれる特権を与えられたのでございます。そうすることにより、自分の一族の先祖たちが主流の宗教圏に連結され、善の人々が立てたあらゆる功労の基盤を受け継ぎ、どこであっても再臨し、協助できる勝利の版図が平面途上に成し遂げられたのでございます。
この時が訪れてくることによって、このような特権的な真の父母の宣布をこの地上にしたのでございます。これは私の国だけを取り戻すためではなく私の世界を取り戻し、地上天国だけでなく永遠の世界を引き継ぐために、天が今まで犠牲になった代価によって取り戻されたものですので、億千万世の受難の中で犠牲になった人々の願いであり、善の人々が十字架の道を歩みながら天のみ前に願った、所願成就の一時を迎えたものであることを、知らなければならないのでございます。
愛するお父様、今、今年の標語である「私の国の統一」を中心として、私の国を統一することにおいて先頭に立ち、私の国の統一だけでなく私の世界を統一する先導者だという自覚をもって、天地の前に宣布していくこの時間となるようにするために、「私の国の統一と世界平和」という題目をもってみ言を語ったのでございます。
ここにおいて初めて世界が連結され、統一された祖国光復が成し遂げられることをはっきりと知りましたので、決意したすべてのことを受け入れてくださり、きょうのこのみ言が天地に宣布された標的のみ言として、天上世界と地上世界を通して地上の民と天上世界の霊人たちを動員し、統一された父母の完成基準を成し遂げ、天使圏が侵犯していたものをすべて解消し、解放の天下を成し遂げることのできる勝利的な条件として受け入れてくださることを、切にお願い申し上げます。万世の勝利の標的となり得る真の父母の道理と真の父母の愛の圏が、全天宙に満ちあふれるようにしてください。真の父母様のみ名によってお祈り申し上げました。真の父母様のみ名によってお祈りしながら宣布いたします。アーヂュ。(一九九〇・七・八)
第三章 真の愛
九日目(3月31日)
⑨一、お父様の心情を宣布するようにしてください
天のすべての遺業を相続する者は、信仰の年輪を多く積んだ者でもなく、人のために奉仕したという実績を備えた者でもないことを知っております。信じるとしても、真の心情を通じた信仰をもたなければならず、人のために生きるとしても、心情を分かち合う実績を備えなければならないことを、私たちは知っております。あなたは、多くの群れの中で真の人を求めていらっしゃることを知り、多くの人々の中で真の人を立ててあなたの遺業を相続させようというみ旨があることを知っております。
きょうこの日を、私たちが新しい歴史的な一日として立て、体と心、そして心情のすべてをお父様のみ前に捧げ、子女の栄光と子女の名分に接し得るよう許諾してくださることを切にお願い申し上げます。私たちがお父様のみ前にお捧げするものは、何も備えることができておりません。このように不足な者たちですので、この身に属した一切のものの中で、お父様のみ前に栄光となるものが何かあるでしょうか。しかし、私たちは、不足なことを悟りながら、不足な心情に天が憂慮する心を大切にとどめ、すべてのことをお父様と共に絆を結び、お父様と共に条件的な何かを立てようと思いますので、哀れんでください。
その心と心情の基盤は、億千万のお金とも取り替えられないことを、お父様はあまりにもよく御存じでいらっしゃいますので、数多くの民族を置いて、血のにじむ心情を胸に抱き、一日のみ旨と栄光のために耐えて、涙を流す民族を立ててこられたことを知っております。それが選ばれたイスラエル民族であり、歴史的な選民たちが歩んできた道であり、イエス様が逝かれてから今までの二千年間、選ばれた群れが殉教の血を綴りながら立ててきた痕跡であることを知っております。お父様、この時間、共にいてください。私たちは、あなたのみ前に何もお捧げするものがございませんが、物悲しい私たちの涙をまずお捧げし、残った戦いの場に向かって新しい覚悟をもって進み、血肉をお父様のみ前に惜しみなくお捧げする私たちにならなければならないことを、この時間に、もう一度悟るようにしてください。
伝える者の心情と、伝えるようにされる天の心情がぶつかり、天のみ旨を知り、伝えるみ旨を知って永遠のお父様の恵みある園に勝利の旗を高く掲げ、お父様の栄光を謳歌しても恥ずかしくないあなたの息子、娘となるようにしてください。天民思想をもったあなたの息子、娘、恵みある恩賜の基盤の上で、永遠にあなたに侍って暮らせる息子、娘となるのに不足がないよう祝福してくださることを、愛するお父様、切にお願い申し上げます。すべてのことにお父様が自ら共にいてくださり、サタンが乗じる時間とならないよう許諾してくださることを願いながら、主のみ名によってお祈り申し上げました。アーヂュ。(一九六〇・一一・二七)
十日目(4月1日)
⑩二、 統一の世界を成し遂げるよう、その道を急がせてください
お父様は、千万回私たちを呼んでいらっしゃり、この時間にも、私たちが行かなければならない歩みを急ぐように促していらっしゃることを知っております。行かなければならないその方向が千態万象ですので、冬の冷たい霜の山道と険しい荒波の海路も越えなければなりませんし、怨讐が妨害する険難な道も経ていかなければならないのでございます。人生において体験したことがなかった、曲折のある峠を行きなさいと、命令しなければならないお父様の心情を体恤し、千万回十字架を背負うことがあるとしても、そのように命令されることに感謝しながら、その道を喜んで行こうと身もだえする私たちとなるようにしてください。ゴルゴタの山頂で「お父様」と叫んだイエス様の代身者になるようにしてください。ゲッセマネの園で生死を懸けて談判祈祷を捧げた、その方の立場に立てるあなたの息子、娘となることを許諾してくださるよう、切にお願い申し上げます。
そして、ゴルゴタの山頂に勝利のみ旗を立て、世の中を取り戻し、お父様が願われる新しい世界に向かって出発させる責任を果たそうという真の子女たちとなるようにしてくださることを、愛のお父様、切にお願い申し上げます。
残された日々が私たちを見つめており、私たちを呼んでいますので、行く道がいくらつらくとも、耐えていけるよう役事してくださり、その闘いで疲れることがないようにしてくださり、目的に向かってまっすぐに精進できるあなたの息子、娘となるようにしてくださることを切にお願い申し上げます。七年路程が傾いていこうとするこの時において、あなたがこの民族と世界の新しい歴史の創建に私たちを呼ばれることに、感謝申し上げます。あなたが許諾されたすべてのことを喜んで受け入れてくださり、この民族に新しい本然の基盤をつくることができるよう、祝福してくださることを切にお願い申し上げます。
愛するお父様、この時間に語った内容を通して、各自の心に新しい何かを決心するようにしてくださり、人生において帰結させなければならないものを帰結させようと、心で新たに決意して誓いながら、自ら生活を開拓していけるあなたの子女たちとしてくださることを、お父様、切にお願い申し上げます。この時間以降のすべてのことを、お父様が自ら担って主管してください。真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーヂュ。(一九六六・一二・一八)
十一日目(4月2日)
⑪三、 新しい心と体で覚悟できるようにしてください
はるか遠くにいらっしゃるお父様だと思っておりましたが、私たちの心の中にいらっしゃり、そのお父様に出会った瞬間が喜びでございました。遠いと思ったときに近い心の中にいらっしゃり、心の中にいらっしゃると安心しているときに遠くから呼ばれるお父様であられるとすれば、今日の人間はここに拍子を合わせることができずにおります。私をお見捨てになったと思ったその場がお父様と近い場であり、私と御一緒ではないと思っていたその場が、お父様が私と共にいらっしゃったことを理解できなかった過去の私たち自身を、この時間に悔い改めるようにしてください。
愛する息子だと認めてくださり、愛する娘だと認めてくださる以上には、その息子、娘を苦労する立場に置きたくないというお父様の心を知らなかったのでございます。お父様の曲折の心情を知らない私たちは、苦労の道に差し出されたお父様を冷酷で無情なお父様だと思い、これまでお父様に対して、自ら嘆くことも多く、恨んだときも多くあったのでございます。お父様の私たちの間に立ち塞がった曲折の壁を理解することができず、恨むこともし、排斥することもし、否定することもし、不信する立場に立ったことを、お父様、お赦しください。それは、私たちの先祖が堕落することによってゆがめられた罪状のためだったのであり、人類歴史上に恨の血痕を残して預言者や烈士たちが死んだがゆえであることを知っております。
お父様、私がお父様のみ旨に従い、四十年の路程を歩んできながら、悲しいことがあっても落胆することを願わず、試練を受けるとき、敗北して後退することを願わなかったことを、お父様は御存じでいらっしゃると思うのでございます。お父様、今残った道においても、限りなく連続する苦難の歴史が残っていることを思うとき、きょうの不忠をお父様のみ前に頭を下げてお伝えせざるを得ないのでございます。願わくは、歴史の悲しみをこの一身にもつことを許諾してくださり、残された苦難のすべても、この一身を祭物として天が踏み越えていくことを許諾してください。
お父様が安息なさり、すべての嘆息を忘れ、喜びの一瞬を迎えてお互いに抱き合い、私の父であり、私の息子、娘だと呼べる、その瞬間が慕わしいのでございます。私たちがいかなる犠牲も覚悟しながら、地上においていかなる悲惨な姿で生きることがあっても、その忠節の一片丹心だけはこの地上に立てて、去っていける息子、娘となることを許諾してください。新しい心と体で覚悟し、誓うことのできるこの時間となることを、お父様、切にお願い申し上げます。愛するお父様、お父様の大いなる懐にかき抱かれ、お父様の栄光を謳歌できるこの時間となることを、切に、切にお願い申し上げながら、主のみ名によってお祈り申し上げました。アーヂュ。(一九五九・三・二九)
十二日目(4月3日)
⑫四、 愛の世界に入っていくことができるようにしてください
愛するお父様、流れていく歴史の中のあらゆる出来事は、あなたの摂理と関係なく起きることはないのでございます。悲しい歴史の中で、サタンを中心としていたものを克服するための過程において、個人の壁を崩し、家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙の壁を崩していかなければならない復帰の運命の道にあることを知らなかったのでございます。この壁を崩すためには、堕落した愛の種が蒔かれ、根を張ったこの世界で、理想的な愛の起源に通じる心情圏を取り戻さなければならないこと、そうしなければ復帰できないことを統一教会の教会員たちは知っております。
父母に侍る孝子の立場で父母に孝行する心以上の心で全体の兄弟たちを愛する、その子女を天が愛され、すべての相続者の代表として立てようとなさることを知っておりますので、今、この朝、ここに座った統一教会のすべての子女たちは、父母様を絶対的に愛することによってサタンの根を断ち切り、新しい根を下ろせる基盤の上で、人類を父母以上に愛する孝子、孝女の立場を身代わりしなければならないのでございます。そうすることによって、サタンの心情圏と連結されていた天上世界と地上世界のすべての壁を一度に崩し、勝利の覇権をもって天の国を相続するのに恥ずかしくない息子、娘になることをこの時間に宣言いたしましたので、彼らがそのような立場でお父様の祝福を受けるのに不足がないよう、自らの練磨を怠らないようにしてくださることを、切にお願い申し上げます。
父母様と世界を愛することができない者は、天国に入れないことをはっきりと知りましたので、このことを中心として、これと反対のサタン世界があっても、それを愛して消化できる立場をもたなければならないのでございます。そのようにしなければならないことを知りましたので、私がそのような者になるかならないかを試み、実践するときに、家庭教会を中心として一片丹心、忠孝の心情的な道理を備えることを許諾してくださるよう、切にお願い申し上げます。そのようにする者だけが最後の勝利者であり、最後の栄光に同参できる者であり、すべての愛を中心とする相続権をもつ者であり、祝福を受けることのできる立場に立った者であることをはっきりと知り、その道を行くときに、すべてのものを犠牲にして猛進できるよう祝福してください。
天上世界の先祖たちと地上世界の人間が塞がった壁を越え、霊界にいるすべての霊人たちが再臨復活の恵沢を受けて解怨成就し、段階によって地上の子孫たちと関係をもっている宗教的な基盤の上に直接的に臨み、実践することを公約し、誓うことができるよう、その世代的な恵沢を神様が強行され、実践できるよう命令し、愛の世界に一方通行で入っていけるよう祝福してくださることを切にお願い申し上げます。許諾された恩賜の時間を感謝申し上げながら、真の父母様のみ名によってお祈り申し上げました。アーヂュ。(一九八六・二・一)
十三日目(4月4日)
⑬五、 忠節を守る息子、娘となるようにしてください
お父様、天と地が一つの体のようになっていることを、私たちはみ言を通して知っております。天は主体であり、私たちは枝葉であることを考えるときに、ある一日、ある一瞬におきましても、天の愛と生命の津液(しんえき=人体中の液体)を受けなくては生きることのできない私たちであるにもかかわらず、今日、天の一つの枝と葉として生きるべき私たち自身が、永遠であられる神様からにじみ出る愛の津液を受けながら生きられなかったことをお許しください。
すべての悪が侵犯し得る要素を退け、出で立つことができるようにしてください。お父様が運行なさり、願われるそのみ旨を成すために、どのような険しい闘いの道だとしても、倒れ落胆するしかない道だとしても、耐えていくことができるよう、お父様がつかんでいてくださることを、お父様、切にお願い申し上げます。私たちは、この世の人ではないがゆえに、この世の栄光は受けられないことを知っております。イエス・キリストを通して告げられたように、二千年の歴史を経過してくる中で、真のお父様の愛と志操をもった天の民、天の息子、娘がいるというとき、彼らは、世紀や世代を問わず、地上で歓迎されないことを知っております。
希望の実体であるイエス様は、きょうも私たちがサタンを主管できる資格をもつ者となれるよう待ち望んでいらっしゃることを、忘れないようにしてください。そうして、お父様の喜ばしいみ旨を心に抱き、きょうも天を身代わりとして闘わなければならず、生涯路程を捧げてお父様のみ業を行い、私一代において使命が終わらなければ、子孫たちを通してでも怨讐サタンを屈服させなければならないという決心を抱く息子、娘となることを許諾してくださるよう、お父様、切にお願い申し上げます。
新年を前にした私たちは、再び生死を懸けた闘いの道を行かなければならないことを、心の奥深くで覚悟しなければならないのでございます。いかなる怨讐たちが反対するとしても、屈することなく忠節を守れる息子、娘となることを、お父様、切にお願い申し上げます。そして、お父様を身代わりする息子、娘であることを、あらゆる万象の前に示すことができ、天地の身代わりとなり得るお父様の息子、娘となることを許諾してくださるよう、お父様、切にお願い申し上げます。
この日、許諾してくださったみ言を現してくださり、心と心がつながることを許諾してくださり、霊が霊を動かし、お父様の全能のみ手によって再び造られ得るこの時間となることを許諾してくださるよう切にお願い申し上げながら、主のみ名によってお祈りいたしました。アーヂュ。(一九五六・一二・三〇日)
十四日目(4月5日)
⑭六、 愛の心情で駆けていくようにしてください
愛するお父様、み旨が願う道がこのように曲折の峠の多い険山、峻峰であることを全く知らなかったのでございます。ここに立っている息子は、黙々とこの道に向かい、生涯を懸けて目指しながら出発し、少年時代を過ぎ、壮年時代を経て複雑な環境の過程と、教会を抱えて身もだえする時代を、国と民族が迫害する渦中でふらつきながら歩いていくたびに、あなたが支えてくださったがゆえに、倒れて滅びることがありませんでした。そのように守ってくださった過去を振り返るとき、感謝申し上げます。
今、心と体をすべてお捧げすることをお父様のみ前に決意いたしましたので、愛の心情と燃える心で天のために生きることに、我を忘れる道を駆けていくことに躊躇しない群れとなるようにしてください。振り返ってみれば、歴史の中には恨も多く、悲しいことも多くありましたが、あなたの愛のために歩む慰労の道があったことを感謝申し上げます。回顧する歴史を感謝で、現在の立場を感謝で、未来に現れる勝利の一日が目の前に近づいてくることを感謝で迎えるようにさせてください。感謝で始まり、感謝の過程を経て、感謝の終着点で、感謝の涙とともに互いに手を取り、自分の妻と息子、娘とすべてのものを天にお捧げして勝利する家庭として、お父様のみ前に入籍していける天の聖なる群れとなることを許諾してくださり、天の皇族となることを許諾してくださるよう、切にお願い申し上げます。
残された事情が多くありましても、ただ愛を中心とする勝利の一日を目的として、あらゆることを消化して走っていく、雄々しく勇猛な息子、娘となることを許諾してくださるよう、切にお願い申し上げます。たとえ滅びるような道を歩むことがありましても、愛の涙の跡を残す歩みをしようという群れになれば、彼らの行く道は滅びることがなく、歓迎される道だけがあることを知っておりますので、すべての家庭を代表する群れが一致団結し、一つとなって一体となり、この国を生かし、世界に向かって越えていく、愛を中心とする家庭の群れとなり、氏族と教会の群れとなり、祝福された選民の特権を受け継ぎ得る群れとなることを許諾してくださるよう、切にお願い申し上げます。
残されたその日の前に、恥ずかしくない夫と妻となり、父母となり、氏族と民族の責任者となることを許諾してくださるよう、切にお願い申し上げながら、真の父母様のみ名によってお祈り申し上げました。アーヂュ。(一九八二・一〇・二七)
第四章 真の人間
十五日目(4月6日)
⑮二. 復活の役事を起こしてください
天のお父様、ここまで導いてくださったお父様に、私たちを生かすべき責任もございますが、私たちを通して栄光の一日を御覧になるべきお父様の御事情があり、願いがおありだということを知っております。また、このような私たちを御覧になり、慰安を受けようとなさるお父様であられることを思うとき、足らない私たちに望みをもたれ、歴史路程の幾多の峠を耐えてこられたお父様のみ前に、面目がないことを感じざるを得ないのでございます。
私たちの血肉がお父様の御心情を思いやることを知り、私たちの骨が一つの人格を構成できる形態を備えたとするならば、それ自体がお父様の不変の姿を証し得る、一つの構成体となるようにしてくださることを、お父様、切にお願い申し上げます。細胞の一つ一つまでもお父様に属し、栄光をお返しすることのできる、神聖で栄光ある実体をどれほど待ち焦がれられたことでしょうか。歴史路程において、私たちの先祖たちは、そのような姿でお父様に侍ることができなかったのでございます。天に従いながらも、時には恨み、時には背き、選民であることを誇りつつも、それを放棄してしまうこともあった歴史的な事実を知っております。
お父様、このような恨多き血統を受けた私たちでございますので、きょうは自信をもって「神様を信じる」と言っても、あすには天に背き得る、悪の世界に近い立場にある者たちでございます。このような私たちを、お父様、哀れにお思いください。お父様、支えてくださり、新しい生命に躍動する復活の役事を起こしてくださることを、切にお願い申し上げます。今日まで、地上に生まれては逝った人も多く、今も生まれては逝く人が大勢おりますが、お父様の事情や心情に対して痛哭する人がおりませんので、今日私たちが、お父様の事情と心情に対して痛哭し得る者たちとなるようにしてください。
私たちの心情と心が頼る所がなく孤独であることをお父様は御存じですので、この時間に慰労してくださることを、お父様、切にお願い申し上げます。このような心情をもって顕現され、永遠の命の主体として私たちを導いてくださり、私たちの心と体に入り込む命のみ言を施してくださり、お父様の恩賜を感謝して、敬拝をお捧げできるこの時間となることを許諾してくださるよう、お父様、切にお願い申し上げます。
最後まで耐える者が救いを得るとおっしゃいましたので、忍耐によってお父様の栄光を高め、お父様の姿をこの民族に、実体によって証して余りあるよう導いてくださることを、お父様、切にお願い申し上げます。集まる多くの教団と数多くの人類を祝福してください。主のみ名によってお祈り申し上げました。アーヂュ。(一九五九・九・六)
十六日目(4月7日)
⑯三. 再創造の召命を慕うようにしてください
統一教会の群れがそのようなみ旨に従い、冷酷な時代の裏通りを踏み締めていき、人知れず涙の道を自ら歩んでいった、いにしえの峠があったことを、きょう感謝申し上げます。また、私たちを呼ばれるお父様のその心に、感激が広がり、お父様との絆を取り戻せる心情をもち得る自分たちであることを知っておりますので、いかなるものとも取り替えられないお父様の貴い摂理に残されることを、心から感謝できる統一の子女たちとなるよう許諾してください。
私たちの胸の中には、何一つもございません。空虚な中でも特に空虚であり、空っぽの中でも特に空っぽであり、乾いている中でも特に乾いたものでございます。しかし、一つだけもっているものが、「お父様」と叫びたい心、お父様に会いたい心、お父様に侍りたい心でございます。その心だけは、天地とも取り換えられない貴いものだということを知っております。私たちが最後まで、そのすべての価値ある者になろうという心をもつことを許諾してくださるよう、切に、切にお願い申し上げます。
今まで生きてきた過去と、現在生きている私自身を見るとき、この手は何のために動いており、私たちの心情は何のために苦しんでおり、体と顔は何に向かって進んでいるのかを考えるのでございます。民族が求めている真の姿を身代わりする前に、過去を批判し、現実を嘆き悲しむ真の天の息子、娘にならなければならないことを知り、「私たちがそのような息子、娘になります」とどれほど誓い、お父様のみ前に約束したでしょうか。しかし、私たちの胸には寒風が吹き荒れ、お父様が願われるものは消え去ってしまい、サタン世界に身を置く荒涼とした姿となりましたので、天の悲しみと地の悲しみがどれほど大きく、天地を抱いて闘ってこられたお父様の心がどれほど痛むでしょうか。それを忘れ去る、道理を知らない愚かな私たちにならないようにしてくださることを、お父様、切にお願い申し上げます。
私たちは、そのお父様の血と汗を受け継いで生まれた息子、娘であり、そのお父様の願いを成し遂げてさしあげることを誓える群れでございます。それゆえ、私たちは、この民族が死の境地で苦しむのを見つめるとき、夜を徹して、疲れ果てることがあるとしても、民族の行く道を叫べるあなたの子女になることを覚悟しなければならないのでございます。
あなたのみ旨の中で、勝利の一日を採択できる路程となることを許諾してくださるよう願いながら、真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーヂュ。(一九六六・一二・一一)
十七日目(4月8日)
⑰四. 忠実な子女になるようにしてください
今日の私たちが存在するようになったのは、私たち自身の意志ではなく、私たちが享受している生の栄光も、私たちによってもつようになったものではなく、きょう私たちがお父様のみ前で喜ぶことができるのも、私たちの苦労によるものではなく、すべてが数千年の歴史を経て、苦労してこられたお父様が、哀れみを施してくださる恩賜によるものであることを、私たちが分かるようにしてください。
きょうの私たちを、私たち一個体の中で求めることがないようにしてくださり、歴史を身代わりし、全体宇宙を身代わりし、未来の世界を身代わりして、天倫のみ旨の前に恥ずかしくないお父様の息子、娘となることを許諾してくださり、そのような息子、娘となったことを誇れる、喜びの栄光を私たちに許諾してくださることを、お父様、切にお願い申し上げます。
今、この一日を許諾してくださいましたので、私たちを哀れみの心で御覧になり、許諾されたみ旨の前に集まった私たちをお捨てにならないでください。お父様、哀れなこの民族に代わり、数多くの教団を祝福してくださり、中心を失ってしまっている民族と祭壇の上に、お父様、祝福を与えてください。命の炎がどこから燃え上がってくるのか分からない哀れな民族と教団の上に、お父様、哀れみの恩賜を許諾してくださり、この人類を祝福してください。新しい祝福が一日も早くこの地と民族に現れることを許諾してくださり、新しい炎が教団を通して現れることを許諾してくださるよう、お父様、切にお願い申し上げます。
お父様、人間の理性ばかりを重視する傾向を除去してくださり、人本主義ばかりを強調するすべての思想を立て直してください。私たちは天倫を立てる神本主義に従う人格者たちとなるようにしてくださり、天のみ旨を敬虔に敬うことができ、お父様の愛を受けることができ、祭司長の職分を担える息子、娘となり、この民族に代わって立ち上がることを許諾してくださるようお願い申し上げます。また、私たちが数多くの教会に代わって現れることができるようにしてくださることを、愛するお父様、切にお願い申し上げます。
御命令される新しいみ言と許諾される新しい恩賜に浸り、委ねられるお父様のそのみ旨と施してくださる深い愛に浸り、宇宙万象の前にお父様を誇ることができ、お父様に栄光の敬拝をお捧げできるこの時間となることを許諾してくださるよう、切にお願い申し上げます。最初から最後まで全体を主管してくださることを願いながら、主のみ名によってお祈り申し上げました。アーヂュ。(一九五七・六・二三)
十八日目(4月9日)
⑱七. あなたの事情が分かるようにしてください
お父様は上にいらっしゃると思い、精誠を尽くし、忠誠を尽くす心をもって訪ねてまいりましたが、気づいてみますと、お父様は私たちの足の下にいらっしゃったことを自ら悟って感じ、恥ずかしい自らを隠す道がなく痛嘆する信仰を、骨髄に体験した者たちにならなければならないことを、この時間にもう一度感じるようにしてください。お父様は、人類の前に立って指導できないかわいそうなお父様になられたことを知っております。
そのような立場であなたは、御自身が哀れでいらだつ立場であることを忘れ、一つの命のために死の境地を克服しながら歩んでこられるお父様であることを、私たちは知らなければならないのでございます。私たちの細胞と感情では量り知れないお父様の多くの事情が、この歴史の中に埋まっていることを体験し、その事情を示せなかった私たちは、千年、万年の恨をもっても赦しを受けられない不孝の子女であることを、もう一度悟るようにしてください。お父様の内情をこの民族を通して心の奥深く感じることができ、埋もれている数多くの歴史の秘密とともに体恤できるあなたの子女たちとなるようにしてください。
お父様、このようなお父様の事情が分かるようになるとき、その事情と向き合うのに恥ずかしい自分を発見することができ、お父様の哀れみの愛の前にこの体をすべてお捧げすることを待ち望むことができ、父母を失い、天を失い、世の中のすべてのものを失ってしまう、それ以上の悲しみをもってお父様を呼び求めることができるあなたの子女たちとならなければならないのでございます。そうでなければ、天の復帰の軌道に私たちが入ることができないという事実を、はっきりと分かるようにしてくださることを切にお願い申し上げます。
お父様、この時間にあなたの愛はこのようなものだと語る前に、あなたの事情がこうであると分かるようにしてください。あなたの現在の事情がこうだと語る前に、それ以上に悲惨だった過去の事情がいくらでもあったことが分かる子女たちとなるようにしてください。私の姿を見つめるとき、お父様のみ前に恥ずかしい姿であることが分かるようにしてくださり、お父様を慰労してさしあげられる私自身になるようにしてくださることを、切にお願い申し上げます。
この時間以降の残り全体をお父様のみ前に委ねますので、自ら主管してくださることを切にお願い申し上げながら、真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーヂュ。(一九六九・五・二五)
第五章 真の家庭
十九日目(4月10日)
⑲二. お父様の子女たちを心に留めてください
お父様、私たちがこれから行く道にどのような困難があるとしましても、その道をかき分けていけるようにしてください。霊界の数多くの霊人たちと、現在の霊通人たちを連結させてくださり、この国が行く真の道と真の姿を願ってきた群れを祝福してくださることを、お父様、切にお願い申し上げます。このような歴史的な因縁を収拾するために、取るに足らない私たちを呼び集められたあなたの聖なるみ旨があることを知っております。私たち自身の姿は何ももっていないように見えますが、この歴史的で時代的な使命の前に、お父様が特別に呼んでくださったことを感謝できる、あなたの子女たちとなるようにしてください。
そのような心情の絆を中心としてこそ、この民族が越えなければならないゴルゴタの困難な難関を克服できることを知らなければなりません。今がそのような時であることを私たちは知っております。この民族が歩んできたあらゆる受難の道が、お父様のみ旨による道だったという事実を考えれば考えるほど、「お父様が残された歴史的な使命に責任をもちます」と宣誓した私たちは、お父様が願われる姿にならなければならないのでございます。
歴史過程において、誰もお父様を知ることができなかったのでございます。あなたの願いが何であり、あなたのみ旨が何であり、あなたの心情が何であり、あなたの事情が何であり、あなたの理念が繁栄できる方向は、どの方向なのかを知ることができませんでした。そうだとしても、今日の私たちが、お父様のすべてのことを推し量ることができ、哀れみと慈悲の心情をもっていらっしゃるお父様をお慕いできる真の息子、娘になることを許諾してください。切にお願い申し上げます。
あすの希望がいくら良いとしても、現在の立場でお父様と私たちの間に結ばれた強固な心情の絆がないとすれば、いくら良い願いと理念をもっていたとしても、それだけをもって私たちがこれからの希望をかけることはできないことを分かるようにしてください。私たちを訪ねてこられたお父様に悲しい事情があり、私たちとお父様に結ばれた心情の絆があれば、そのお父様の悲しみの十字架を私たち自身が代わりに背負わなければならないという事実を知っているあなたの息子たちとなり、娘たちとなることを許諾してくださるよう、切にお願い申し上げます。これから日本で行わなければならない様々な行事と、ここで私たちが計画する全体の行事に、あなたの御加護のみ手を施してくださることをお願い申し上げ、すべてを真の父母のみ名によってお祈り申し上げました。アーヂュ。(一九七〇・四・一九)
二十日目(4月11日)
⑳五. 恥ずかしくない父母との心情関係を結ぱせてください
愛するお父様、私たちは、お父様の取り戻してこられた基盤が四位基台の復帰だということを、原理を通して学びました。愛のお父様、一つの完全なる「正」から分立されたものが、再び合一することによって、四位基台が成されることを悟るようになりました。四位基台の圏内から外れ、それを避けていっては、お父様の望まれる創造理想の世界を、他のどのようなものをもってしても成すことができないことを、原理を通して私たちは知っております。お父様が望まれる創造目的の完成とは何かと尋ねるとき、私たちは四位基台の完成だと言っております。
最前線に出て闘っているあなたの愛する子女たち、ただお父様だけを思い、お父様だけのためにすべてのものをお棒げできなければならないのでございます。彼らが夫と子女をあとにして最前線に責任を負い、一日一日開拓していくのは、証となる実績を備えるためですので、お父様が必ずここに共にいてくださらなければなりません。彼が伝道するとともに、お父様のみ前に孝行をお棒げすることが、価値がより大きいことを知らなければならないのでございます。
お父様、この者たちが全人類を身代わりし、この民族を身代わりして怨讐の世界に行く道におきまして、しっかりと歩める神聖な娘たちとなるようにしてください。六千年の恨によって女性たちが権威を見いだせなかった恥ずかしい歴史を、今、踏み上って、勝利の一日を迎える特権的な権限を、今度の期間を通してお父様からもらい受けるという事実を、分かるようにしてくださることを切にお願い申し上げます。
お父様! この日を祝福してくださり、この日を祝賀する数多くのあなたの子女たちをも祝福してください。すべての福の縁が等しく共にあるようにしてください。きょうこの日だけは主人の立場にいる私たちが、お父様のみ旨の前において、恥ずかしくない父母との縁をもつために、あらゆる精誠を尽くすことを再びお誓いしましたので、お父様、どうぞ抱きかかえてくださるよう切にお願い申し上げます。そして、あなたの娘たちと共に一つの心、一つの志をもって天と地を治め、民族と世界の前に精誠の実体を立てながら蕩減を払って越えていくと約束するこの時間になるようにしてくださることを、切にお願い申し上げます。
愛するお父様、私たちの三年路程と永遠に共にいてくださり、一九七〇年代に勝利の栄光が末永く広がっていくようにしてください。霊界と地上にいる万民の解放を成し遂げるその日が、一日も早く訪れるようにしてくださることを切にお願い申し上げ、すべてを真の父母のみ名によってお祈りいたしました。アーヂュ。(一九七一・二・一)
第六章 真の万物
二十一日目(4月12日)
㉑六. 祭司長の責任を果たす子女たちとなるようにしてください
死亡の世界からまだ抜け出られないまま、あすの希望のために闘いの道に走っていかなければならない数多くの人間たちを、お父様、哀れんでください。また、現世をはねのけ、お父様が成そうとされた創造理想の地である本郷の地に向かって走っている、今日の数多くの聖徒たちを、哀れんでくださいますようお願い申し上げます。
あなたのみ前に勝利の祭壇を備え、祭司長の使命を果たす子女たちがいない現実を御覧になるお父様は、私たちだけでも、天の十字架を代わりに背負える腹心になってくれることを念願していらっしゃるのを知っております。お父様、命懸けで責任を果たし、死ぬことがあってもお父様の恨と悲しみを解いてさしあげるために、お父様の真の孝子、孝女となり、忠臣、烈女になろうと、お父様のみ前に両手を挙げてお誓いした私たちでございますが、実績を備えて、お父様がお喜びになるところで孝誠と忠誠を尽くすことができなかった、不孝で不忠な私たちであることを嘆息せざるを得ないのでございます。
また、世界万邦であなたのみ名を呼び求め、敬拝を捧げる大勢の子女たちがおりますので、彼らにも自ら共にいてくださることを切にお願い申し上げます。また、この途方もない宇宙史的な使命を背負い、人知れず孤独な道で開拓者の悲しみを抱きかかえ、身もだえする大勢のあなたの子女たちがおりますので、お父様、彼らを心に留めてください。お父様、人知れず開拓者の道を歩む逆境がどれほどつらいことかを、私たちは知っております。あなたもそのような場で今まで闘ってこられたがゆえに、そのような事情をよく御存じでいらっしゃいますので、お父様の事情と通じることのできる者たちをお立てになり、彼らをして世界史的な責任を完結するようにしてくださり、勝利の約束を成し遂げて、お父様のみ旨を身代わりして勝利の盾を立てるのに不足のない働き手となるよう役事してくださることを、お父様、切にお願い申し上げます。
霊界の数多くの霊人たちも、この日を望みながら蕩減される標本的な一日を願っていることを知っております。お父様、きょう私たち自身を立て、霊界と肉界を連結させ得る立場で生死の判決を下さなければならないこと、そのような重大な責任が私たちに負わされていることを知っております。きょうここに、このように集まれる時間を許諾してくださったことを、感謝申し上げます。今もこの時間のために至る所で、欽慕の心情をもってお父様を呼び求めている大勢の子女たちをかき抱き、保護してくださり、孤独な道を行く子女たちのあらゆる事情を自ら見抜いてください。喜びと栄光の一日であるきょうに、十分な恩恵で満たしてくださることを願いながら、すべてを真の父母様のみ名によってお祈り申し上げました。アーヂュ。(一九六六・六・一九)
第七章 地上生活と霊界
二十二日目(4月13日)
㉒一. ゴルゴタの恨を踏み越えさせてください
私たちはあすの夜明けを迎えるために、この渦中においても暗黒の道をたどっていかなければなりません。この暗黒の道を経ていってこそ、新たな夜明けを迎えられることを知っておりますので、統一の役軍は、他の人々が嫌だという明け方の道を探りながら、今まで闘ってまいりました。この路程で私たちが涙を流すことがあるとき、涙を流されるあなたと共にあることを願い、汗を流し腹がすくときも、あなたの苦労の路程を慰められる一日を立てるために身もだえしたことを、あなたは御存じでいらっしゃいます。
あなたが歩んでこられた道に従ってきてみると、十字架の道でした。しかし、人知れないその道を開拓者の心情で身もだえしながら従ってきてみれば、その道が滅びの道ではないことが分かりました。人間は嘲りましたが、お父様は激励なさいました。数多くの民と人間は反対しましたが、あなたは前で慰労してくださいました。「私がおり、霊界にいる幾千万の聖徒がお前の行く道を擁護する」とおっしゃり、何度も勧告なさったことを私たちは知っております。私がそのような場にいるときに慰労してくださったように、寂しい私の後ろに従っているあの者たちも寂しい者たちですので、彼らにもお父様の愛が共にありますように、切にお願い申し上げます。
あなたの切なる事情と悲しい心情を抱き締めて、自分が責任をもとうと決意する娘がいるでしょうか。彼らを激励してください。そのような息子がいるでしょうか。彼らをつかんでください。あなたの残された最後の戦場において、勝利の栄光を勝ち取り、お父様のみ前に凱旋歌を高く響かせ、お父様の栄光を賛美する誇らしい姿を見せてさしあげられる真の息子、娘となるようにしてくださることを、お父様、切にお願い申し上げます。
誰が何と言おうと、誰が反対しようと、誰が謀略を巡らせようと、あなたに従い、あなたが歩まれたゴルゴタの山頂においてあなたに背いた数多くの群れのように、あなたを知らないと言って背を向ける者にならないようにしてください。越えるべき十字架の峠を残らず越えていかなければなりませんので、今から私たちの前に世界的なゴルゴタが訪ねてくるとしても、私たちは新たな隊列を備え、この道に向かって直行し、その峠を越えて勝利の凱歌を高く響かせ得る私たちとなるようにしてください。
この一年の残った日々においても、この民族の前に福を施してくださり、世界万民に福を施してください。天上で再臨の一日を待ち焦がれる数多くの霊人の恨を解いてくださり、お父様とイエス様の恨が解かれ、この地に平和の王国が建設され、父が統治なさることのできるその世界が早く築かれるようにしてください。お父様、切に願いながら、真の父母のみ名によってお祈りいたしました。アーヂュ。(一九六五・一二・二六)
二十三日目(4月14日)
㉓二. み旨の勝利に同参できるようにしてください
愛するお父様、忘れもしない祖国に帰ってまいりました。この国の将来を、お父様が責任をもってください。幼い統一教会の群れが、この国と民族のために昼夜を問わず、多くの涙を流したことを私は知っております。精誠を捧げる群れの終末は、勝利とともに連結され、最後の栄光とともに連結されることを知っております。精誠を捧げる途中には困難が伴うものであり、血と涙の出る犠牲が求められるという事実もよく知っております。
自分に勝利しなければならず、家庭の十字架を克服しなければならず、さらには氏族と民族を越えて国家を中心とした十字架の路程も克服すべき、民族的な使命が残っていることを知っております。また、今後は、世界史的な十字架の山頂に向かって前進すべき、非常に大きな十字架の路程が待っていることも知っております。
これだけではなく、霊界を中心としてあなたの心情的な路程を開拓しなければならず、現在、私たちが十字架の道を通して、後世の路程を開放すべきであるという驚くべき事実も知っております。小さくは私たちから家庭を通して、民族、国家、世界を通して、霊界を通して、お父様のみ前にまで行くべきその道は、歓迎の道ではなく、迫害と悲しみの擦れ違う環境の中で開拓すべき、行脚の路程であることをよく知っております。
過去の数多くの宗教者は、この道をはっきりと知ることができずに、個人的な十字架の路程、家庭的な十字架の路程、もしくは社会と国家的な十字架の路程において、すべて倒れていきました。ここに集まった統一の群れはこれを克服し、最後の十字架路程をお父様の心情を中心として突き抜けなければならないという事実を知りましたので、今日、韓国の地で困難を顧みず、多くの苦労をしたことを知っております。この者たちを祝福してください。あすの希望とともに、あなたのみ旨の勝利に同参できる栄光の群れとなるようにしてくださることをお願いいたします。
今、この場に共に御臨在ください。伝えるみ言があなたの喜びのみ言として、すべての人の心に植えられるようにお許しくださり、ここに向かって、心を合わせて祈祷する全世界の統一の群れであるあなたの子女たちを、一律的な恩賜と愛によって抱いてくださることを、愛のお父様、切にお願いいたします。お許しくださった恩賜のこの場を感謝申し上げ、すべてのものをあなたがまずお受け取りくださることを願いながら、真の父母のみ名によってお祈りいたしました。アーヂュ。(一九八二・九・二六)
二十四日目(4月15日)
㉔三. 永遠に願うみ旨のとおりに成してください
愛するお父様、千里遠程の果てしなく遠い復帰の道において、分別のない幼い者たちを前にして、このように話すことにためらいを感じながらも、仕方がありませんでした。このような痛哭の事情を、この地上の人間世界においては誰も知らず、そのような事情を前にして生死を懸けて決戦をなした人が、あなたの目の前には一瞬たりとも現れなかった、ということが歴史的な事実でございます。
この息子がみ旨を知ったその日から、これを担うためにすべてのものを忘れて闘うことができ、狂ってこの道のために駆けてこられた力と健康、そして、信念を賦与したのは、私自身ではありませんでした。あなたの恵沢によって、今日、滅びの烙印を押されることなく、勝者の印を残して万世に趣向を凝らせた事実を考えるとき、ただただ、感謝申し上げます。
このような驚くべき天の祝福をここにいる幼き二世たちの前に、ただそのまま、受難の道なく伝授したいのが私の本心ですが、いまだ国がその位置に達することができず、世界がその位置に達するまでには三年路程が残っております。すべての精誠と喊声を携え、エリコ城を陥落させるべき最後の瞬間が目前にありますので、敗者の烙印を各自の行く道に残さないで、勝者の道を残すために、この師が歩んだ歴史的な道を重ねて感じさせてください。
また師の家庭において成された、興進君と数多くの兄弟が先に蕩減の祭物として、その穴を埋めるために逝った恩徳を思うのでございます。彼らが父母のために孝行を尽くしたいと思ったすべてのことが地上に残っているので、東西、四方に垣根となるために努力する祝福二世になるというときには、滅びの道はあり得ないという事実を知っておりますので、切にお願いした言葉が審判の条件とならず、賛美と栄光の条件として、この者たちの生涯路程においていつまでも輝くように、お許しくださることを切にお願い申し上げます。
残された生涯において愛の偉大なみ手がより一層共にあり、試練の峠において自信満々たる二世としての権威を現せるように、お父様が祝福なさると同時に、誇ることのできる姿として激励してくださることを、重ねてお願いいたします。
お許しくださったこの一年が、恥ずかしくない年となるように、そのような行跡に向かって前進しようと決意いたしましたので、永遠に願うみ旨のとおりに成してください。すべてがうまく行くことを願いながら、真の父母のみ名によって切にお祈りいたしました。アーヂュ。(一九八六・一・三)
二十五日目(4月16日)
㉕七. 子女の姿を備えさせてください
天が私たちを誇って愛するのと同じように、私たちも天を愛して誇れるように祝福してください。万民、万象が合わさって天を賛美し、誇り、愛する地となり、そのような万物と人間になるようにしてください。そのような人類歴史を編成できる家庭になれなかったことが恨でしたが、統一教会を立て、恨めしいすべてのものを蹴飛ばして、この地全体を神様の創造の手腕を誇って愛せる万民になり、歴史になり、世界になって、地上天国にならなければならないことを思います。
万有の存在が、その一つにすべてのものを宿命的に願っていることを知った私たちは、自然を見るのに恥ずかしくないと同時に、過去、現在、未来を通した人類歴史の前に恥ずかしくなく、創造主の前に愛の対象として恥ずかしくない自由と解放の実体を備え、天に栄光を現せる尊厳なる姿となれるように祝福してくださることを、切にお願い申し上げます。
そうして、創造主がこの地上に人間と共に暮らし、人間と共に愛し、人類と共に歴史上に刻めなかったすべてのものを、この時代を通して真の父母の名とともに、天が願う目的を必ずや成就してさしあげられる子女の姿をすべて備えるように、お許しくださることを切にお願い申し上げます。
父母様がいらっしゃる所に向かって心を合わせ、精誠を捧げるすべての祝福家庭の子女と親しく共にいてくださり、彼らが処し、彼らが行い、彼らが動く全体はこの地上のサタン世界とは異なり、天が共にあることを見せてあげ、証することにより、どこでも天の姿であることを現すようにしてください。万民、万象が彼らを尊敬し、彼らを愛し、彼らを誇れる場において崇拝できるように祝福してくださることを、お父様、切にお願い申し上げます。
この日、あなたのみ言とともに、現れる先々において再創造の役事が天の果てまで動かし、生きている天が共にあることを実質的に証し、見せてあげられる役事が続くようにお許しくださることを、切にお願い申し上げます。韓国と日本、そして、アメリカを中心とした百六十余りの国家の祝福圏の子女すべてを抱き、一つの統一された解放圏の血族として天宙に現れるようにお許しくださることを、切にお願い申し上げます。
地上世界と天上世界の一体的な愛の理想を中心として、神様と真の父母の愛にすべて同居する生活となり、全天宙が歓喜と栄光の中で抱かれるようにお許しくださることを、切にお願い申し上げながら、真の父母のみ名によってお祈りいたしました。アーヂュ。(一九九六・三・一七)
第八章 信仰生活と修練
二十六日目(4月17日)
㉖一. 使命を悟らせてください
生命の復活を約束されたお父様、愛の恩賜をお許しになったお父様、永遠の生命を下さったお父様! 遠くにいらっしゃるのではなく、私たちの心にいらっしゃり、私たちの体にいらっしゃり、私たちの周囲にいらっしゃるお父様! 私たちはお父様の愛を欽慕する心をもっており、お父様の愛に浸りたい心をもっており、お父様の栄光を謳歌したい心をもっております。
きょうは神聖な日です。万民の生命に責任をもつべき日であり、死亡圏の中にある怨讐の手につかまれている多くの人々の心と体をお父様のみ前に導かなければならない日です。この日に責任をもち、役事する方々がイエス様と聖霊であり、この日を協助する者が天上の幾千万の聖徒たちですので、今日、地上にいる私たちが武装し、そのみ旨のために協助しなければならない、残された使命を悟らせてください。
お父様! 残された使命を担えない力なき立場にいるとするならば、永遠の昔から約束された祝福のみ旨を、私たちの心に留めることができるようにお許しくださり、私たちを天倫の前に立ててください。悲しみを刺激させる哀れな息子、娘とならないようにお許しください。お父様の心に涙ぐみ、お父様の品性に涙ぐんで、お父様が立てられた全体のみ旨を、体と心を通して、あなたが語られる前に成すことができ、あなたが求められる前に行動することができ、あなたが願われる前に実践できるあなたの息子、娘となるようにお許しください。
今、ひれ伏した息子、娘たちが、新しい気持ちでお父様の愛と祝福を受けられる子女となるようにお許しくださり、息子の体がお父様の祝福である栄光の美を備え、その愛と美を備えられるようにお許しください。お父様のみ前にそぐわず、悲しみを起こし得る罪悪の苦い根を抱いている息子、娘たちではないでしょうか。お父様、この時間に運行なさり、現れてください。そうして、直接的なみ手をもって再創造の役事を起こしてくださることを、お父様、切に、切にお願い申し上げます。
この時間、集まった息子、娘の上にお父様の充満した恩賜を現してください。地方に散らばり、寂しい祭壇を築いている子女とあなたのみ言を証する息子、娘の上に、同じ恩賜をこの時間に役事してくださることを、私のお父様、切にお願い申し上げます。個々人の心の主人になってくださり、個々人の体の本来の主人になってください。私たちの体を聖別させてください。お許しになった恩賜をこの時間、私たちの体と心にたっぷり満たしてくださり、すべての頭(こうべ)に臨んでくださることを、愛するお父様、切にお願い申し上げながら、愛する主のみ名によってお祈りいたしました。アーヂュ。
(一九五六・一一・二五日)
二十七日目(4月18日)
㉗四. 新しい生涯に向かって駆けていけるようにしてください
お父様、私たちの主人であられるお父様は主人になれず、あなたの怨讐であるサタンの血統を受け継ぎ、サタンが主管する暗黒圏に私たちが引きずり込まれてきたという事実を考えるとき、これがどれほど無念で、悔しい事実であるかを、もう一度私たちが回顧しながら、この地球星から数多くの霊人がとどまる霊界に至るまで、億千万代の怨讐となったサタンを追放することがお父様の願いであり、真の人類の願いであったことを、この時間、私たちが心に刻まなければなりません。
汚されたものを清算しなければ、お父様のみ前に到底出ていけないというのが天理原則であることを考えれば考えるほど、私たちは涙の道の中においてあなたのみ前に泣き叫びながら、お父様の救いのみ手を願わざるを得ない、物悲しく哀れな立場にいることを、もう一度思うものでございます。このような立場にある私たちであることをよく御存じのお父様、哀れみの心を広げ、私たちの行くべき道をもう一度守ってくださり、私たちの周囲を清くして、サタン圈から私たちを分別してくださることを、お父様、切にお願い申し上げます。
私たちは、哀れに思ってくださるお父様の愛と生命の権限、そして、復活の権限を信じることにより、お父様の愛の圏と復活圏、そして、生命圏内の関係に従い、今までついてまいりました。このような私たちをお父様は育てられ、復帰摂理のみ旨を展開しようという事情があるがゆえに、見捨てられず、今まで抱いて擁護し、保護してくださったことを思うとき、感謝の念に堪えません。今や私たちは復帰の戦いの場を知り、生命の恩恵に属するようになったことを悟りましたので、この場に集まったあなたの子女を深く思いやってくださることを、お父様、切にお願いいたします。
私たちは生涯路程においてサタンと隔離されなければなりませんし、また復活路程においてもサタンと隔離されなければなりません。お父様と一体となり、お父様が願われる生活と生涯にならなければ、天の民になることができないという事実を、私たちははっきりと知りましたので、ここに集まったあなたの息子、娘が体と心全体を捧げ、新しい生活と生涯に向かって駆けていけるようにお許しください。この時間、もう一度お父様のみ前に決意できる群れとなるようにお許しくださることを、お父様、切にお願い申し上げます。
そうして、私たちがあなたの願われた理想世界を実現し、蕩減復帰を完結する群れとなるようにしてくださり、お父様が誇れる息子、娘となるようにお許しくださることを、切にお願いいたします。この時間、全体をお父様が直接受け持ち、主管、主張してくださることを、愛するお父様、切にお願い申し上げながら、すべてを真の父母のみ名によって、切にお祈りいたしました。アーヂュ。(一九六八・一・七)
二十八日目(4月19日)
㉘七. 地上天国を成せるようにしてくださることを願います
歴史的な大転換の時期を過ごし、新たな天宙理想創建の国権を立てられる、新しい次元に転換できる三月を迎えました。今月綴られるすべてのことが四月と協力して、天の出発とともに、新しい歴史とともに計画したすべての大会が、お父様の心の中から縁が結ばれるようにしてください。そして、地上において真の父母と共に、万物があなたの愛の地上天国と天上天国の太平聖代を賛美できる、愛の主権を迎えられる時代となりました。
ですから、お父様が中心となって、今までこの地上の堕落した人類のために、個人時代から天宙まで、八段階の基準を立てる時まで苦労された、すべての歴史路程をお忘れください。それまで精誠を捧げて、真の父母と共に一体圏を備えて勝利した時と、定礎石を据えたすべての日々が、あなたの勝利の心を備え、すべての峠を忘れ、勝利の新しい四月に向かって前進する希望の一念を加えたあなたの愛の主権を備えられるようにしてくださり、天上世界と地上世界に、神様の理想的な家庭を中心として、平和理想世界の王権に向かい、解放的な平和世界に向かって前進するすべての過程と日々が、喜びでつながるようにしてください。
この場を欽慕しながら、万国に散らばって祝祷を捧げながら、訪れる記念の日のために、心で準備するすべての動きの上に共にいてくださり、あなたの本然的な創造の出発日を身代わりして、勝利の覇権を見つめながら、堕落していないアダム家庭の希望の一念を連結させなければなりません。すべての堕落の痕跡を忘れ、正午定着時代を、愛を中心とした主権の時代に委譲してください。そうして、万世にあなたの勝利と栄光を賛美できる、独自的な愛の主権として天地を誇れるお父様の時となるようにお許しくださることを、切にお願いいたします。
今や天地人真の父母は、霊界と肉界の橋梁的な責任を完結し、より高く、広く、深く、あなたの心情の一致点を形成し、あなたが歓喜なさる栄光のすべての喜びが、生活舞台を通して世界に真の父母の心情と一致し、喜びの賛美で、万宇宙とお父様のみ前に奉献してさしあげる解放の地上天国となるようにしてくださることを、切にお願いいたします。三・一運動を記念するこの日に、韓民族が一つの心をもって結束するのと同じように、新しい世界に向かう天の祝福を受けた天民が、一つの心となって韓半島と世界に連結されるようにお許しくださることを、お父様、切に願いながら、真の父母のみ名によって切に報告し、宣布いたします。アーヂュ。(二〇〇六・三・一)
第九章 家庭教会と氏族的メシヤ
二十九日目(4月20日)
㉙一. 家庭教会の勝利的な日を成せるようにしてください
今から三十年前、二十代で天を助けようと身もだえした、その時が思い出されます。志を立てようと、激しい波風の前に私が決心して進み出た、曲折で綴られた涙と血と汗のにおいがしみた事情が、パノラマのようになっております。この民族と国を、あなたのみ旨の前に立てるために最後の条件を立てて、天に対して反対した彼らの前に、あの末端の一人として踏まれながらも耐えてまいりました。国の怨讐、民族の怨讐のように扱われながらも、深い事情の心情を抱えながら耐えに耐えました。あなたが生きていらっしゃるがゆえに、滅ぶべき場においても滅ばないよう、あなたのみ手が添えられたことを、お父様、感謝せざるを得ないのでございます。
お父様、この者たちの家庭教会に向かう歩みは、たとえ環境は制限されていたとしても、涙の交差路が絡まった道を歩んでおります。家と家が互いに、同じ心情に通じる家庭教会を編成するために、前進しなければならない涙の道がいまだ残っております。今まで共にあったあなたのみ手が、共にあることを知っております。ですから、困難な環境にぶつかったことを克服できると知っておりますので、愛のお父様、共にいてください。
けさ、「統一教会と私」という題名でみ言を語りました。統一教会と私たちが、切ろうにも切れない運命の道として現れるとするならば、父母を失った昔の歴史的な事情の恨を抱き、復帰の事情と蕩滅の内容を経て、解いて、解いて、戻らなければならない堕落した子孫の運命の道を知る人がおらず、恨を抱きながら行くべきことをよく知っておりますので、福を施してくださることを、お父様、切にお願い申し上げます。
数日間、ここで過ごさせてくださったことを感謝申し上げます。きょうもまた、み旨が願う心情の方向があります。私と後代が統一教会の道、お父様の道を行こうと前進し、すべての心と精力と精誠を捧げて感謝する心と体をもち、最後まで前進できるようにしてくださり、あなたの心の深ひ志となり、あなたの愛を受けられるあなたの誇らしい息子、娘になるようにしてくださることを、切にお願い申し上げます。統一教会は、栄光の天地の勝利者として顕現できるという事実を知っておりますので、その日まで挫折することなく、倒れることなく、闘って勝利する子女となれるように、お父様が引き受け、主管してください。その日の栄光があなたと共に、師と共に、私と共にあるようにしてくださり、家庭教会の勝利的な日が成し遂げられるように祝福してください。真の父母のみ名によってお祈りいたしました。アーヂュ。(一九八〇・一〇・一九)
三十日目(4月21日)
㉚七. 愛と信仰と希望の継承者となるようにしてください
愛するお父様、天倫に秘められたみ旨の世界が成されなかったのは、すべてお父様に責任があると思っていましたが、人間の堕落によって、私たちにも責任があるという事実を知りました。お父様の永遠の希望が残っている限り、今日、私たちにも永遠の希望が残っており、お父様の永遠の信仰のみ旨が残っている限り、私たちにも永遠の信仰のみ旨が残っており、お父様の永遠の愛の実践が成し遂げられない限り、今日、私たちにも永遠の愛の実体を成すべき責任が残っていることを知りました。
今や万民の希望を結実させるべき時となり、万民の信仰を結実させるべき時となり、万民の愛を一つの実体として表すべき時となりましたが、その一つの実体がどこに結実しているでしょうか。取るに足らない私たちですが、新たに新婦として装うべき自分たちであることが分かるように諭してください。
選ばれたイスラエルの勝利的な中心実体としていらっしゃるイエス・キリストの目的を、今日、私たち個々人において成し遂げる、すなわち全体を身代わりした希望の実体を備え、信仰の実体を備え、愛の実体を備えなければなりません。今や再臨の役事以降には、キリストがこの地上に来られて行われたそのすべてのものを身代わりする、すなわちイエス・キリストの希望の実体として立だなければならず、信仰の後継者にならなければならず、愛の後継者にならなければなりませんので、これをはっきりと悟れるようにお許しください。
今や、堕落の峠を越えるべき復帰過程に置かれている私たちが、「お父様の希望と信仰と愛を担います」と言えなければならず、その希望、信仰、愛をお父様のみ前にお返しできなければならず、さらには万民の前に不変の愛の中心として立たなければなりません。そうして、お父様のみ前に愛を受けられる勝利的な存在になってこそ、終わりの日に最後の栄光を身代わりできる資格者となることを知っておりますので、どうかお父様が、「お前は私の希望の存在であり、私が信じることのできる者であり、私が愛することのできる者だ」と言える姿になれるように、お許しください。
私たちの生活を通して、生涯を通して、モーセの栄光を謳歌できなければなりませんし、モーセの愛によって私たち全員が一つになるようにお許しください。そうして二十四億の人類をすべて合わせ、霊界にいる幾千万の聖徒までも合わせて、訪れることは、お父様のみ旨を成すことであると知っておりますので、その成した希望、成した信仰、成した愛を永遠に訪れる条件として、天地の中心の真ん中に立てられるようにお許しくださることを切に願いながら、主のみ名によってお祈りいたしました。アーヂュ。(一九五六・六・六)
第十章 平和思想
三十一日目(4月22日)
㉛二. 無限な慈悲と愛で共にいてください
愛するお父様、高くて貴いお父様のみ旨の前に、私たちは歴史的な負債を負った子孫たちでございますので、この負債を返していかなければなりません。私たちは時代的な罪悪を蕩減すべき祭司長の責任を負い、白い服に血痕を残しながらでも行かなければなりません。このようなことが分かるあなたの子女たちに、無限な慈悲と愛で、永遠に共にいてください。そうして、あすの希望の前に変わりない息子、娘たちとなるよう許諾してください。
私たちは真の人にならなければなりませんし、真の家庭にならなければなりませんし、真の教会と真の国にならなければならないのでございます。真の世界を成さなければならないのでございます。これを、この者たちがはっきり分かるように許諾してください。この地上では、真に対峙する邪悪な環境で、あらゆるものが囲まれているのでございます。このような環境でも、真の情熱をもって、力のある美しい姿を変わりなく表すことができる、あなたの子女たちとなるように守ってくださることを、お父様、切にお願い申し上げます。
今から計画するすべてのみ旨は、お父様があがめられ、あなたの栄光が現れるために、私たちが闘って犠牲になる覚悟で、あなたのみ前に孝誠の道理を尽くし、忠誠の道理を尽くすものであり、それを誓うこの時間となるようにしてください。そのような子女たちの上に、あなたの加護が永遠に共にあるようにしてください。韓国各地や世界に散らばっている多くの子女たちも、あなたの広くて深い愛によって抱いてくださり、保護してくださることを切にお願い申し上げながら、すべての祈りを真の父母様のみ名によってお捧げいたします。アーヂュ。(一九七〇・一一・一)
三十二日目(4月23日)
㉜四. 前進的な歩みを促すようにしてください
天の命ずるみ言を受け、悲壮な覚悟で故郷の地を離れながら、天下統一を宣言した日のあと、長い年月がたちましたが、きのうのように思うものでございます。愛の道を探し回る者たちの過去の事柄は、歴史がいくら遠くとも、瞬間圏にあるのを感じるのと同様に、遠い生涯の若い青春時代、血気が旺盛で、意気が盛んで、天を突くその時代から七十を超える時まで走ってきましたが、まだ行かなければならない道が残っていて、休めない自らを発見するたびに、いつあなたのみ前に行かなければならないかを考えなくてはならないことを、再び回想しながら、悲しくなる時が多いのでございます。
このような年齢に、南北統一を見られなかった怨恨が宿っていることを考える時、あなたもそうであり、この息子もそうであり、統一家の祝福を受けた家庭全体がそうであることを考える時、約束されたとおり、すべてのものが必ず成されることを知っておりますが、私たちが忠誠の度数を加えることによって、その期間を短縮させて、地上地獄のような北朝鮮の地を解放させなければなりません。私たちの兄であり、弟である彼らを抱いて一つにならなくては、この国に天国の基地を置けないという厳粛な事実を知る私たちが、千年の事情を一日の生活の中で消化させようとする、つらい心をもって身もだえすべき立場を発見するようになるものでございます。
哀れではありますが、私たち各自が置かれている立場において、神様の復帰摂理のために、再創造の摂理のために投入しながらつらい事情を自ら慰労する、お父様の事情を慰労してさしあげられる位置に立ったことを有り難く感じながら、あすをきょうのように、一カ月をきょうのように、千年をきょうのように生きようという、けなげな子女の心を忘れないよう、祝福してくださることを、お父様、切にお願い申し上げます。
残ったその日と、その時に恥ずかしくない姿になって、本然の家庭をつくって天国の基地を自分の血族と共につくるために、各所にある自分自身の家庭と氏族を中心として、平面的な共同目的で各自の競争路程になったことを忘却しないようにしてください。そうして、天のために孝子の道理、忠臣の道理、聖人の道理、聖子の道理を、全うしようと身もだえするあなたの子女たちとなるようにしてくださることを、お父様、切にお願い申し上げます。私を保護し、私を祝福し導いてくださるように、この者たちが行く道を共に行き、共に歩んでくださることを再三お願いしながら、真の父母様のみ名によってお祈りいたします。(一九九〇・一一・八)
第十一章 礼式と名節
三十三日目(4月24日)
㉝二. 地獄にまで愛の光を照らしてください
愛するお父様、復帰歴史が涙で綴られた歴史であることを、この息子はよく知っております。誰も知らない心情の世界をたどり、知ったその日から、誰にも言えない希望のひと日を慕いながら、この場までまいりました。流れていった潮流が、反対に流れていくべき新しい歴史的時点に置かれているのでございます。あなたの創造理想の中で、アダムとエバ、そして天使世界が一つとなり、お父様の愛を中心として、相続権を誇れる本然の基準を、歴史時代を通して探してこられたお父様の御苦労に、この時間、感謝申し上げるものでございます。韓民族のうち、取るに足らない幼い子女を呼び立て、曲折の道をたどらせたことが、この日を探してこられたお父様の願いだったことを思うものでございます。これまで、あなたを慰労してさしあげられず、あなたのみ前に栄光のひと日を備えてさしあげられず、悲しみの心を残した過去の数十年間の歴史を、もう一度回顧するものでございます。しかし、死なずに、滅びずにこの日をもたせてくださったお父様の愛の前に、感謝を申し上げます。
今、お父様のみ名と真の父母のみ名をもって、全霊界が一つとなってサタン世界の讒訴基準を防御するという新しい宣布をいたしますので、お父様、この日を快く受け入れてくださることを、切にお願い申し上げます。今、統一の群れたちのうち、原理の道に従ってこの内容を抱き、この内容がどうだということをはっきり説明し得る者たちには、サタンの讒訴に対する防御の道を賦与することを宣布いたしましたので、そのようになり得るよう許諾してください。それにより、きょうの特赦を下してくださって、地獄のどん底まで光明なるあなたの愛の光と、真の父母の愛の光を照らしてください。そうして、その世界でもお父様を称賛するよう許諾してくださることを、切にお願い申し上げます。
私たちが行く歴史路程におきまして、悲しかったことをみな忘れ、愛で赦しますので、あなたも人類を抱いてくださり、反対したキリスト教徒、反対した国、反対した世界、反対した共産党まで抱いてください。あなたの愛で一つにし、残してくださって、特別にお許しくださることを、真の父母はお願いするものでございます。そうして、人類歴史は一つの大家族を形成し、一つの国を形成し、一つの世界を形成して、あなたの善を中心とした主権でもって統治し得る理想天国として開門し、入門できるこの時間になったことに感謝を申し上げます。歴史的なこの時間を快くお受けくださるようにお願いしながら、真の父母のみ名によって宣布し、感謝申し上げます。アーヂュ。(一九七七・二・二三)
三十四日目(4月25日)
㉞五. 恥ずかしくない息子、娘の姿を備えるようにしてください
数多くの人々は、あえぐ歴史の中で足踏みをしながら死亡の谷間に転がり落ちていき、あなたの心情世界とつながり得る橋を架けられないまま、生死の岐路であらゆる正義を叫びながら、跡形もなく消えていった、嘆息とともに歴史の裏通りに消えていった人々が、たくさんいたことを私たちは知っております。
このような骸骨の谷間のような場から、今日、統一教会は新しい道を模索するために千辛万苦の末につかんでくださった有り難い歴史的なあなたによって、世界史的な恨の起源を解き、あなたが心情の道理がどうだということを知り、深い地獄のどん底から天上の高い玉座まで、心情の橋を連結し得たという事実は、驚くべきことです。この時間があなたのみ前に喜びの時間であり、万民の前に希望の基地になる時間であることを知っております。
お父様、ひざまずいてあなたのみ前に立つとき、かわいそうなあなただということを誰も知りませんでしたが、この息子は千年、万年の恨の涙を流しに流しても、やむことのないほど悲しいあなたであることを知ったあとには、不平を言いかねない私的なことは忘れるように願い、受難の道を忘れるように願ったことを、お父様は知っていらっしゃるのでございます。
そうするうちに、滅びかねない場で滅びずに、後ろ指をさされた場で倒れずに残されるようになった恩賜に、感謝を申し上げます。今、私がここに帰ってまいりましたので、大韓民国を、お父様、愛してくださって、この民族が今後、行くべき道をお守りください。南北統一を成すべき聖業が、今日、統一教会を主とした大韓民国に残っていることを、私ははっきり知っております。
「子女の日」とともに、重生の一つの姿は、いかなる姿かということをはっきりと知りましたので、苦労の歴史であることを知れば知るほど、きょうの現実において自らの足りないことを悟り、あすの希望的な息子、娘の姿を夢で憧れながら、前進を促しに促し得る自分たちとなって、環境に影響を及ぼすことのできる息子、娘、あなたが愛するに不足のない息子、娘となるよう祝福してくださることを、お父様、切に、切にお願い申し上げます。残されたその日とその世界の前に、恥ずかしくない息子、娘たちの姿を備えられるよう、再三祝福してください。真の父母様のみ名によって祝願いたしました。アーヂュ。(一九八〇・一一・八)
第十二章 天一国
三十五日目(4月26日)
㉟四. 万世に勝利の太平聖代国になるようにしてください
愛の対象圏としてアダムとエバの実体を中心として、無形の実体であられる神様が有形の実体圏を成すために、アダムの前にすべてのものを投入して、アダムを創造し、アダムを見本としてエバを創造し、性相と形状の実体圏として夫婦の縁を備えて、第三代を願ったのが創造理想でした。
人間始祖の堕落によってみ旨を成すことができず、偽りの父母、偽りの愛、偽りの生命、偽りの血統を残したのでございます。天に反対となるサタンを中心とした血統的な因縁をもつことによって、その世界に神様が介在することができない孤独単身の立場で、このことを再創造して成就する時まで、長久な歳月を経ながら待ち焦がれてこられた天の父母がいたことを、人類は知りませんでした。
真の父母が来てこの全体を解決し、すべてのことを明らかにすることによって、サタンの道を、個人で防御し、家庭、氏族、民族、国家、天宙で防御して、国家を越え、天に反対していた勢力圏を反対の向きに変えさせることのできる、新しい歴史的な起源を準備したのでございます。神様王権樹立とともに天地父母統一安着生活圏を中心とした基盤の上に、「天上地上和合統一解放聖火式」と「天一国平和統一平定時代」の基準を設定いたしました。
そうして、この地上に生まれた先祖たちと、忠臣、烈女、孝子たちが残したすべてのものだけでなく、聖人、聖子たちが現れて一体となったのでございます。宗教圏の宗主たちが忠孝烈を中心として天に至誠を尽くし、善の先祖たちを動員して地上に再臨させ、カイン的なあらゆる失敗圏を蕩減復帰いたしました。アベルを中心として長子権を復帰した基準において、神様の王権とともに太平聖代を成すことのできる平定時代を、地上の個人から天宙までサタンの妨害なしに結束させ得る自由統一の世界を迎えるようにしてくださった恩賜を、心から感謝申し上げます。
このすべてのことに仕え得る祝福中心家庭が主人となり、王権に侍り得る本然の家庭として出現するようにしてください。全天宙の解放的な勝利万歳をお父様のみ前にお返しできる時代を迎えるようにしてくださったので、行く道、来る道、とどまるすべての道に、勝利と栄光が永久に満ちあふれ、万世の勝利の太平聖代国となるよう許諾してください。万王の王として永遠に自らの主張どおりにできる勝利の天国の伝統が、きょうこの時間から出発することを願いながら、真の父母様の切な心と精誠を尽くすすべての心をもって、天地に宣布いたします。アーヂュ。(二〇〇三・一・一)
第十三章 平和メッセージ
三十六日目(4月27日)
㊱二. 「双合十勝日」宣布の祈り
愛するお父様、きょうは天一国四年五月五日、この日は「双合十勝日」として策定し、天と地が入れ替わり、上下が転換し、左右が入れ替わり、前後が入れ替わって悪が、暗闇が先に始まったものから善を取り戻し、光明な勝利が永遠に消えない正午定着の天地の太陽、天地の父母であられる天地人真の父母に侍ることのできる、勝利的本然の時を迎えたのでございます。
愛する天のお父様、先天時代と後天時代がきょうを中心として入れ替わり、十三数を中心として天と地が一つになって、神様の玉座の権限が地上、天上に中心となって、あなたの真の愛、真の生命、真の血統の関係によって、一族が拡大した世界の位置で、あなたの統一的な天下の愛の王国を宣布することができ、祖国を宣布できる大勝利の日を、きょうを期して入れ替える時代を迎えました。
この日において、安息日を終焉し、今から神様の安着と侍義の日を立てることによって、安侍日を策定し、今、四月を送って五月に入って最初に迎える安侍日に、四月と五月が一つになりました。そうして、神様を中心として春の節気と夏の節気が続くことによって、春から始まり、夏の節気を迎えて、今、一三〇度を回って秋の節気を経て、寒帯圏内の世界を回ることによって、春夏秋冬の本然の基準を備えて、天の春と夏と秋と冬を備えて、自主的なすべての日と年の全体が循環する、すべての天理原則に従って、あなたの懐に抱かれる時代となりました。
そうすることによって、先天時代から後天時代に転換できる、上にあった地が下りてきて、下にあった天が上がることができる、入れ替えることができる、後天世界に完全解放され得るこの日をもつようになりました。神様の直接の玉座とともに家庭が一体となり、この地上に万民の玉座が小さなところから大きなところまで、一体となることのできる愛の天宙、天地、天地人真の父母、人格的な神を中心とした定着の解放的侍義圏を迎え得る、安侍日を迎えるこの日になったのでございます。
すべての天上世界の祝福家庭と地上の祝福家庭、天上世界の直系子女たちと地上の直系子女たちが一つになって、一体となった中で千寿、万寿の中心となる帰一数を中心として勝利の日を備えることになり、そのことによって、すべての摂理の終わりと蕩減復帰の路程が個人、家庭、氏族を中心として乗り越えられるようにしてくださり、祝福と万世の解放権を迎え、自ら自分たちがとどまり得る家庭の環境と国家の環境と天宙の環境において、神様と天地人真の父母を迎え、太平王国時代に永遠無窮に、万世の、万世の、万世の世界になることをお願い申し上げ、真の父母のみ名によって「双合十勝日」のこの日を期して、すべてを切に、切に、切に奉献しながら、報告いたします。アーヂュ。アーヂュ。アーヂュ。(二〇〇四・五・五)
三十七日目(4月28日)
㊲四. 二〇〇一年元旦の祝祷
真の父母の顕現を準備した第一次世界大戦以降に、カトリックとプロテスタントが一つとなり、イエス様と聖霊を中心とした中で、それを相続させることができる霊的基準を一つにした基盤の上で、地上世界に真の父母を立ててこれを相続していたならば、第二次世界大戦以降、七年以内にこの地上に勝利の足場を築き、きょう、私たちが願う神様の解放はもちろんのこと、神様がこの地上に中心存在として再び復権し、人間が完成できなかった恨の峠を踏み越えて、真の父母の解放的権限をもって個人、家庭、氏族、民族、天宙史的解放基盤の上で、神様まで解放できる特権的な恵沢を中心として、神様が失ってしまったすべての主権、愛の権限の基盤を偽りの父母によって失ってしまったものを真の父母によって復権して、使命の完成時代が今から五十年余り前に成され得たはずでした。
お父様、今、千年間に残された不完全な収拾すべきことが多くありますので、このことを今から天が責任をもつべき時代に入ってきたのでございます。あなたが愛する真の父母、この息子が召命的責任を完遂できないことによって残されたこのすべてのことを、天の権限に頼り、願っていくべき恥ずかしいこの息子の姿をお許しください。
しかし、いつもその心は、過去も、現在も、未来までも変わらず、その道に厳粛に従っていくことを願う忠孝の道理に変わりがないことを、宣布とともに盟誓を奉献いたしますので、み意のままにお導きください。勝利の覇権的権限をこの地に立て、お父様の祖国光復に、地上・天上天国に向かって、称賛できる勝利のその日に向かって、十年という期間を定めてあらゆる精誠を尽くすことを、世界のすべての国家を超越してここに集まった祝福家庭が一つになって決意いたしますので、受け入れてくださることを、心から、心からお願い申し上げます。
残りのこの千年の期間に、お父様の栄光の所信が現れ、地上地獄となっていたすべてのものが、深い所から広く、高い所まで、天上世界にまで一心統一圏を備え、その上に、栄光の頂上の位置に立ってお父様が君臨され、万国、万宇宙を統治できる自由解放圈、地上・天上天国に前進、前進、前進することを真の父母のみ名によってお誓いいたしますので、願われるみ旨として成就してくださることを、真の父母はすべての家庭とすべてのみ旨の中心の位置において、このことを切に、切に報告するとともに願いますので、み旨を成就することを真の父母のみ名によって報告、宣布いたします。アーヂュ。アーヂュ。アーヂュ。(二〇〇一・一・一)
三十八日目(4月29日)
㊳六. 二〇〇五年元旦の祈り
取るに足らないこの息子を韓国の地に送られ、数千年歴史の背後の関係を、相対的条件を誰も知らないなか、無形の主体であられ、主人でいらっしゃるお方が、無形、有形の相対的な形態を備えることができない無形の位置から、形体を備えることができるよう、再度出発するために、受難の歴史の背後において、困難な道を歩んでこられたことを思いますときに、お父様、畏れ多いものでございます。
この地上に多くの民族が暮らし、多くの国家と家庭がありましたが、多くの男性と多くの女性がいましたが、あなたの心の奥深い所にある息子、娘を追慕し、思慕する深い心情に相対し、気高く貴い心情に対し得る相対の一人がいなかったことが恨だったことを、この息子はよく知っているのでございます。
この息子は、あらゆる至誠を尽くし、その基盤を築くために、老体を引きずってでも、訪れてくる日々を恐れず、過ぎていく月、過ぎていく年を恐れず、力のある限り、越えていけるその時まで、あなたが協助してくださることを願うものであり、頼らざるを得ないこの息子の心を主管して、行くべき行路のすべてのものをあなたが共に、共に、共に指導し、お導きください。
ここに立っているお母様を、お父様、愛してください。これまでも、たくさんの苦労をしました。今、お父様のみ前に孝子の至誠を準備して、家庭において侍る準備をすべきお母様の召命的力が、どれほど重大かということをこの息子は知りながら、訓示できない責任も残っておりますので、今から四年間、残されたお母様として果たすべき五パーセントの責任を、どうか天が、この息子を助けるように、この息子の心が天のみ前に感謝し、お母様の心が天のみ前に感謝し、それが二つの香火のように、暗闇に輝く二つのろうそくの火のようになる、真の父母の道理を完成できるよう、保護、指導してくださることをお願い申し上げます。
年頭のこの日、今、定めてきた標語、内的天の世界と外的天の世界を往来しながら、二つの体が裂かれて傷ついたとしても、その道を喜びで希望を抱いて行くべきこの夫婦の二つの体を一体化させてくださって、あなたの勝利の覇権の位置まで、倒れずに到達できるように祝福してくださいまして、案内してくださることを、不足な私たちが謙遜な二つの心を身代わりして、真の父母のみ名とともに、切に、切に、切に、御報告申し上げながら宣布いたします。アーヂュ。(二〇〇五・一・一)
三十九日目(4月30日)
㊴七. 二〇〇七年元旦の祝祷
この宇宙にあと残すべきものは、真の愛を中心とした相対関係において、左右関係と前後関係であり、左右関係と前後関係において、相対圏内の授け受ける和合を通して和合統一するのでございます。和合統一することによって、地上の本然のあなたの理想の実体圏を中心とした定着一和の世界を備え、解放、釈放の世界を越え、天一国の天宙を連合する中心の核の国家として、万国解放と万宇宙の釈放を宣布できる祖国光復はもちろんであり、天宙光復、四次アダム世界の心情圏の真ん中まで、この時間から一体となって再出動できる宣言の日として定め、発表できるのでございます。
今、きょうから、その理想と関係し、上には先祖、横には世界、縦には子孫までが一体となり、今から霊界にいる霊人たちと地上にいるアダムの実体を中心として、祝福を受けた家庭が和合一体となって、兄の位置と弟の位置が入れ替わり、子女と父が入れ替わり、おじいさんと孫が入れ替わることができるよう、新たに三六〇度転換しなければなりません。そのために、上を中心として、これが右側から左側に時計が回っていく方向に回っていける出発の歴史が、今、正月一日から全体を身代わりし、核から天宙、核圏相対の世界まで再出発することができるのでございます。この関係を通して、一心一体一念一核の自らの自主権限をもって行使できる、また主管、主張することができ、万福を統治、管理できる時代へと移譲できる新しい新天地の還元の歴史、その歴史が理想全体の上に結束の一体圏を中心として再出発できることを、真の父母のみ名によって許容申し上げます。
天地父母と天地人父母が一体となって、心と体に希望していた創造の起源から復帰の最終、最後の世界まで振り返り、朝と夕を越え、月と月を越え、年と年を越え、一年と一年を越え、世界と世界を越え、億万世の出発の一日から、億億万世の再び還元的数多くの一日の解放、太平聖代の王国が出発することができ、進展できるように賦与された天地父母様のみ前に、きょう元旦の新しい朝を通し、このすべての万宇宙、天上、地上全体世界に宣布いたします。
真の父母様の願いどおり、万有の存在は、絶対信仰の実体として、絶対愛の実体として、絶対服従の実体として、一体となった一つの姿として、すべてを収められることを願います。奪われてきた天のものを、今から二〇一三年一月十三日を中心として還元できるその日まで、私たちがすべての精誠を尽くし、宣布したこの日の目的完成の解放の解放、催促に催促をすることができる、安着自由奔放自主権時代へ進展することを、真の父母のみ名によって切に、切に報告し、お願い申し上げます。アーヂュ。アーヂュ。アーヂュ。お父様と息子が暮らせる一番の居間の主人の出発を賦与してください。感謝しながら、天の祝福が永遠に共にあるようにしてください。すべてのみ言を真の父母のみ名によって御報告申し上げ、釈放されますように! アーヂュ。(二〇〇七・一・一)
四十日目(5月1日)
㊵八 真のお父様の最後の祈り「すべて成し遂げた!」
きょう、最終的な完成、完結を成し遂げてお父様のみ前にお返しし、今までの一生をお父様にお捧げすることを知っておりますので、そのみ旨のままに、今は、精誠を捧げてすべての生を終了する時間を迎え、堕落のなかった本然のエデンの園に帰り、エバが過ちを犯し、アダムが引っ掛かった責任分担を、すべて超越できるようになりました。
あらゆることに対する解放、釈放の権限をもち、誰であっても父母様のあとに従いさえすれば、四次元においても、十四次元においても、地獄に行く者を天国に入籍させることができ、四次元の入籍と十四人の息子、娘たちを中心として、氏族的メシヤが国家を代表する名称となって三百八十七の国々(アベル国連圏百九十四カ国、カイン国連圏百九十三カ国)さえ復帰すれば、すべてが終わることを宣布します。そのためのあらゆることを、すべて成し遂げました。すべて成し遂げました。アーヂュ。(二〇一二・八・一三)